大里綜合管理株式会社
代表取締役社長
野老真理子
Tokoro Mariko
 

のびのび会長の航海日誌2021年1・2月

11月00日 震災視察バス
まもなく10年になる東日本大震災10年。その足跡を視察しようと呼びかけ、大里のマイクロバスで、大熊町から陸前高田までの道のりを合計10回、100名を超える方々を乗せて走った。これまでに繋がってきた被災地の方々の頑張りに励まされながらも、いまだ帰ることのできない原発事故周辺の町まちや、要塞のように積み上げ並べられたコンクリートで見えなくなった川や海に、本当にこれでいいのかと、違和感を感じ、「成熟した市民社会の総意の欠如」への責任を受け止める。命の続く限り、諦めることなくやり続けようと思った。

11月00日 ニノ袋の移住計画
「一緒に杜を作りませんか!」「一緒にいい暮らしを作りませんか!」の呼びかけに数ヶ月のやりとりをしてきた3組のご夫婦が、空き家は更地にし、連絡に取れない所有者の篠竹山はきれいに草刈りし、50坪は2つ合わせて100坪にした「ニノ袋」の土地を購入してくれた。3組同時契約も初めてだが、その後に地域住民の方々とのささやかなパーティーも新しい感謝の気持ちの伝え方だと思う。大里の経営方針の具現化として総意あふれる営業活動の一つに記録されたらいいと思う。

12月00日 橘さん
今年もたくさんの方々との別れで何回も弔辞を読んだ。その中の1人、10年間、大里のコミュニティレストランの今を作り上げ、「元気になったらまた頑張ります。」と言ってくれた52歳の橘さんの笑顔を思い出すたびに胸が締め付けられ恋しくなる。明るくて前向きで料理が上手で歌が大好きで!の他に素敵なご主人や子供たち、親族の皆さんに葬儀で出会い、悲しさの中にも「命は継がれていく」ことを実感した。このレストランの命のバトンもみんなで受け止めようと思う。

12月00日 あっという間の一年
新生大里を支えようと手薄になった営業を担当するようになって9ヶ月。私の営業を見たことがないという若手のスタッフたちにもいい勉強になればと、クレームや手付かずになっていた案件を積極的に受け持ってきた。親身とスピードでひとりひとりのお客様に喜ばれ結果を出していく楽しさは、27年ぶりの営業感覚を取り戻せたようで嬉しく思う。まだまだこれからだが、でもこの喜びや楽しさを連鎖させたい。

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