Slideshow Image 1 Slideshow Image 2 Slideshow Image 3 Slideshow Image 4 Slideshow Image 5 Slideshow Image 6 Slideshow Image 7
大里綜合管理株式会社
代表取締役社長
野老真理子
Tokoro Mariko
 

2019年1・2月

11月〇〇日
財務省から派遣された隣町の副市長だったNさんが、小さな大里に、8月から10月までの3ヶ月間、インターンシップに来てくれた送別会。ペンより重いものを持ったことがないといいながら2週間も酷暑の中、刈り払い機を動かして苦情に対処してくれたり、大里の特徴である仕事時間の4割を占める地域活動で、何百人分もの焼きそばを作ってくれたり、激論の飛び交うミーティングにどっぷりと入ったり、それはそれは大変だったろうと労をねぎらいながらも、容赦ない資本主義の中で、右手にそろばん左手に理想を背中に背負って、その時その瞬間を精一杯頑張ってくれるスタッフたちを見てもらえたことが嬉しかった。片道2時間の通勤時間で書いてくれた大里見聞録は、大里のこれからの道しるべになった。

11月〇〇日
スタッフひとりの可能性や能力は大里の仕事だけでは活かしきれないと、「できること、やりたいこと、本業以外のこと、そして地域で役に立つこと」の条件で、「ナノビジネス35」と名前をつけて社員全員がそれぞれに副業を持って満5年、言い出しっぺの私が100万円を突破した。やらなければゼロだった積み上げを噛みしめる。ストーブの上で豆を炊いて売ったり、毎日毎日5合のご飯を炊き1合分を食べた残りを欠食社員に栄養満点のおにぎりにして一個100円で売ったりと、それらが100万円になるなら安倍首相の提唱する副業化に納得できる。

12月〇〇日
「2021年1月17日、東金文化会館で1000人のお客様の前でベートーベンの第九を合唱する!そのためには200人の合唱団員が必要で、その半分は初めての人に参加してもらい文化の裾野を広げたい!」そんな壮大な夢を目指して、2回目の第四楽章だけの合唱付演奏会を50人の団員で12月26日に開催する。誰もがクチパクでドイツ語になっていない今だが、それぞれが自分にプレッシャーをかけて頑張りあい、大成功を土台にしたキックオフにしたいと思う。

12月〇〇日
2020年の世代交代を前に、そのための組織づくりを話し合い、またまた新しい体制のもとで仕事をすることになった。世代交代後に余計な口出しをしなくて済むように25年の社長人生のその想いや経験を後悔のないように組織に還元したい。みんなのお役に立つ会社!と認知症になったその頭でも、それだけは言い続けた創業者の亡き母の言葉を噛みしめる。「よかったらすぐやる、いけないとわかったらすぐやめる」小さいから、女性だから、地方だから、不動産だからを経営者として本気で生かしていこうと思う。

今年もどうぞよろしくお願い致します!