大里ブログ

けんいち社長の三代目奮闘記 2021年9,10月号

28年目のサマースクール。予定日の前日に千葉県の緊急事態宣言を受け、那須へのキャンプに行くか行かないかの大議論があった。
ここまで準備してきたから行きたい!
自分たちは良くても相手が嫌なんじゃないか。
感染対策をした上で行きたい。
行ってはいけないとTVでやってたから行けない。
僕は今年で最後だから、どうしても行きたい。
行く人と行かない人で別れたらどうか?
親は行ってほしくないと言っていた。
宣言が終わるまで延期したらどうか?

小学5年生から中学生までの首脳陣が、輪になって意見を言っていく。その輪の中では大人も一つの意見として参加し、声の大きい子も小さい子も、気持ちがまとまってない子もはっきりしてる子も、各自が大切にしてる想いを話していく。
代表の中学生が意見をまとめる自信がないとポツリ。
少数だけど大切なそれぞれの気持ちを、暴力的な多数決やこの中から選ぶという不自由に依ることなく対話を通してまとまっていけるようなそん
な体験ができたらと願う。

大人の「いつまでやってるのか!」という時間を理由にした意見も大切にしてもらいながら、これからを生きる糧として味わってもらいたい。

野老 憲一

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