大里ブログ
9.132024
石井社長の建築日誌 2024年 春夏
お陰様で50期目を迎えました。3月27日に経営計画発表会を行いました。
以下文章は、その時に示した大里の50期方針を抜粋したものです。皆さんに読んでいただけたら幸いです。
日本では、株価や都心の不動産高騰、インバウンド消費に浮かれる反面で、物価は高騰、政治不信、地震などの災害に不安を感じています。世界でも経済の上下に一喜一憂し、片方では戦争や紛争、自然災害、食料や水の危機、貧困、温暖化の影響など様々な問題があります。片方では浮かれ、片方では問題だらけ。何かちぐはぐ、おかしい。そんな気持ちこそが正常なことではないかと思います。
そういう社会に生きる私たちに必要なことは、惑わされないで本質はどこにあるかを見抜くことではないでしょうか。そしてそこをベースに行動する力ではないかと思います。
50期方針に示したのは「自立」「自律」する方向へ向かうことです。
経済的に物質的に「自立」自らをいつでも正しく厳しいところにおいて律していく「自律」。具体的にいうと自給自足を目指す。自分たちであらゆるものを生み出せるようになること。足りないと嘆くより、「足るを知る」こと。そして社会や地球に負荷をかけない生き方を模索し実践し続けることです。
子供たち、孫たち、次の世代へ、よりよい環境や社会をつくれるように。
「今だけ金だけ自分だけ」から「未来のために、みんなのために、真の豊かさのために」という風潮をつくる。
経済や社会、身の回りに起きる様々な問題に振り回されないように、自分たちは何が起きても淡々と、目の前のことに「何ができるか」「どうお役に立つのか」という気持ちでその瞬間にできることを行う集団であり続けます。
人間性を高める、専門性を高める、目の前のことに誠実に真剣に取り組む。相手のために時間と体を使う。経営計画書に書かれていることを実践する。
「一隅を照らす」理念を突き詰める。
戦争、環境危機、食料危機など多くの地球規模の課題に対してそれぞれがどんな小さなひかりを灯すことができるか考え実行する。
大里は目の前の一つひとつに問題や課題、お客様のご要望、地域の声に応えてきて
今があります。そして50年多くの人に支えられてきたことに感謝しなければなりません。その感謝の気持ちを表せる最大は、今ある社会の課題を何とかするために行動すること。だからこの地球環境を良くして平和になるように尽くすことです。
石井