大里ブログ
9.132024
石井社長の建築日誌 2024年 秋冬
この夏の異常な暑さや洪水だけ見ても、地球が悲鳴を上げていると感じます。また地球のあちこちで起きる戦争や紛争は人が幸せにいきるためには平和が欠かせないという当たり前に立ち返ります。「環境と平和を大切にしよう」と掲げた今期50期の方針は、5カ月が過ぎどこまでできたか振り返えります。
経営理念「一隅を照らす」のもと、大きなことはできませんが、ひと隅を照らすような小さな活動を重ねることを大切にしてきました。
夏休み3週間のサマースクールに来た70人の子供たちに真理子さんと祥恵ちゃんを中心に大里スタッフ一同で関り、人として大切なことを伝えながら、それに応えるように子供たちが日々成長していく姿は、未来に希望を持つことができました。
今年もミャンマーの技能実習生が1か月、大里や大里の施設を利用して、日本で働く前に日本語や日本のことを学びました。素直で礼儀正しい21人のミャンマーの若者に、日本を好きになってほしい、日本人が大切にしている心や文化が伝わってほしいと思いながらともに時間を過ごしました。その他、チャリティーコンサートや地球塾、ハンズフルやワンデイシェフレストランなど、、、人と人が世代や国境を越えて関わり交流を深めていくことが平和への一歩になるんじゃないか、そんな思いを持ちました。
また大里で使う電気を太陽光と蓄電池で賄う仕組みをつくるために、電気の使い方や機器設備を少しずつ見直し改良を重ねてきた結果、今年の夏の電気をほとんど自前で過ごすことができました。
また東電の送電網に繋がず、太陽光パネルと蓄電池で住まいの電力を賄うオフグリッドの家はこの夏、電気が足りなくなることなく生活することができました。
火力や原子力によって、全体の電力を大きな設備をつくり生み出し、所かまわずと言いたくなるように長く張り巡らせた送電線によって電気を送るやり方は、無駄が多く環境負荷が大きいと思います。その場所で使うエネルギーはなるべく使う量を少なくする努力をしながら、その場所で必要なだけ生み出していく。それが地球環境負荷を減らす方法になると実感してます。
環境と平和を大切にする。この大きな目標を、多くの小さな実践の積み重ねを続けていくことで目指していきたいと思います。石井