大里ブログ
9.132024
石井社長の建築日誌 2023年2月
今年から社長と副社長が入れ替わり社長になります石井俊晴です。
野老憲一が副社長になり、変わらず2人が共に大里のリーダーとして、会社を引っ張っていきます。
今回の社長交代の件は、世間一般でよくある、内部での揉めごとがあったわけでもなく、業績が悪化したとか、社会的に大きな問題を起こしたとかではありません。
それは野老憲一の諸事情を踏まえ、必要があれば積極的に変化していく大里スタイルによるものです。ひょんなことから、どちらかというと職人肌でマネージメントという言葉が似合わない私が、社長になることになりました。
とはいえ大里に勤めはじめて20年以上。
3年前に世代交代して新体制になり、新生大里といわれる中では一番の古株社員。
先輩方が50年で作り上げてきた、大里のフィロソフィーや大里のカルチャーを引継ぎ、お客様の、地域や社会の役にもっとたてるように、社員一人ひとりが成長し、その成長の分だけ会社が発展できるよう精進していきます。
今まで建築という領域で営業、設計、現場管理、職人としての仕事、、、なんでもすべて1人でこなしてきました。ある時は床下や小屋裏に潜り点検等を行い、ある時は屋根の上に登り修理する。1棟の建築を建てるときにあるたくさんの雑多な隙間に落ちている仕事は自分が担い、体を使い、現場から学んできたのが実感です。
そういう姿勢は社長になっても崩さず、誰よりも泥臭く現場に立ち汗をかき続けていきたいです。社長はこうあるべきというような先入観を持たないで、隙間に入った会社の仕事は全部自分が引き受けるつもりでいます。そうやって出来ることを増やしていくのは今までもこれからも変わらずに続けます。誰でもできるけどやりたがらない仕事を下に下に掘り下げ続け、逆に誰も真似をできないような仕事ができるように上に上に登っていく。その幅をどれだけ広げられるかを仕事のポリシーにしているし人生のテーマにしています。社長らしくない人間が社長になりますが、やる気と根性はありますので暖かい気持ちで応援よろしくお願いします。
石井