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大里ブログ
5.272022
のびのび会長の航海日誌2022年6月号
5月00日 ラジオ体操やろう!から始まり、毎日欠かさず集まりの半年間が、バーベキューやろうになって、地域の環境美化をし、毎月やることになった。空き地に子供が乗れるブランコ作ろう、カラオケもやろうか!などとと広がっていく。
土地の価値には全く反映されないけれど、確実にある素敵な価値を参加した人たち全員が感じ合う。晩年に集い、みんなで大事に積み上げてきた。地域のコモンズ、二之袋コモンズの誕生!かもしれない。
5月00日 コロナ禍が過ぎて社長業をやっていた時の仕事が戻ってきたこととこの2年のコロナ禍で増えた仕事と合わせて、朝4時から寝るまで働いても終わらない山積みの課題を、諦めることなくひとつひとつ取り組んできた。手帳を見てスケジュールを確認し、事前に準備を終わらせて、何が入っても慌てないやり方をこの先も継承したいと踏ん張っているが、少々体が悲鳴をあげ、目や腰や足がサインを発信する。自己管理、自己責任の縦軸に鷹の目の仕事と蟻の目の仕事の横軸が交互に編み込まれる。成長のチャンスにしたい。
5月00日 娘2人の誕生日を祝って一族で那須に行った。孫たちが中心だから、温泉でなく遊園地のジェットコースターやメリーゴーランドで時間が流れ、恒例の全員が全員にプレゼントするブレゼント交換も笑いの絶えないものになり、「幸せ」を感じ会う。誰もかけずに集まってくれたことへの感謝の気持ちと、地球の向こう側でのミサイルで命が失われていることへの答えの出せない今をどちらも受け止めようと思う。
4月00日 大学の先生から頼まれて、全社協の初めての取り組みで、人材育成を目標にした第一回「未来塾」で講演をさせていただいた。全国から集った30数名の福祉のリーダーたちに、民間企業の私の拙い体験や思いが伝わるのだろうか?そんな不安の中、「福祉より福祉らしい大里?」と言われながらも、「当たり前のことしかやっていません。納税は企業の役割で、大里のプライドです。」などなど心のままに伝えることができた。振り返ると、山ほどの反省の中、まだまだこれから!と心をおさめた。
4月00日 「会長ほんとうに参加するんですか?」「うん!」。いつもだと何回かの練習や事前準備をしてのぞんできたが今回は忙しくて全くの準備もせず50キロウォークに参加した。自然ゆたかなコースや、心尽くしのチェックポイントでの対応を楽しみながら、新入社員さんたちと最後まで一緒に、10時間10分で歩くことができた。きっと一人だったら自分に言い訳してもっと時間がかかっただろうなと思う。終始雨でびちょびちょになりながらも、カエルの歌やブエンビビールの歌を歌い、お互いはげましながらの完歩は、62歳のいい経験になった。やってよかった。頑張ってよかった。そのあと4日間足の痛みがあったけど!
4月00日 ホームレスだったしょうちゃんが、大里に来て19年、毎日子供たちの登校を見守り、ゴミ拾いをしてくれ、夕方になると弁当をとりにくる。お金を渡すとお酒を飲んで困ったことをしてしまうしょうちゃん。私より14歳も年上なのに、毎年この季節になると母の日に贈るカーネーションを持ってきてくれる。私しょうちゃんのお母さんじゃないよ!と言いながらもきれいなカーネーションを嬉しくいただく。いつまでも続いてほしいと願いながら。