大里ブログ

2016年1・2月

12月00日
11月5日のカンブリア宮殿放映からひと月、会う人会う人に見たよ見たよ!と言われ、
かかってきた電話やメールは200本を超えた。予想を超える反響に右往左往しながらも
スタッフみんなで自社を振り返った。特別なサービスも商品もない。大勢の人を雇って
いるわけでも、売り上げが右肩上がりでもない。お客様からも時折叱られクレームも出る。
ただひとつ。42年間、自分たちが気づいた当たり前のこと、大事だと思うことを、
売り上げに結びつく仕事でなくても社員全員でやってきた。そして続けてきた。
そんなことが稀有なことになることを知り、1時間の番組にしてもらえることに、
改めてこの先も力を合わせてこの砦を守っていきたいと思った。

12月00日
母が倒れて一年、寝たきりの母の家に家族4人で帰って4ヶ月がたった。朝4時、洗濯干し、
4匹の犬の散歩、食事づくり、オムツ交換が終わると6時を過ぎる。6時半には家を出て、
いつもと同じ地域活動をこなし会社に向かう。夜は夜で9時過ぎ家に帰って犬の散歩と
オムツを交換しながら母と話して一日が終わる。昼間は義理姉や兄、ヘルパーさんに支えられ、
週に3日のショートスティーで息を抜きながら取り組み始めた介護。やっぱり家がいいねと
美味しそうに食べる母を見ながら密かに長期戦になることを覚悟する。人の一生を丸ごと
その体を使って見せてくれる母に感謝しながら増えた仕事をこなせる我を受け止めたい。

12月00日
鍵山秀三郎氏の掃除道をことあるごとに学び、毎月依頼されると100人分の掃除道具を
持参して会社を空っぽにしてその子供達と一緒にトイレ掃除をしてきた。その活動が
10年を超え、集大成として近くの高校をお借りし、一泊2日、パーティーも講演会もある
200名規模の掃除に学ぶ会関東ブロック大会を開催した。一週間前は仕事ができな位ほどの
準備で明け暮れたが無事終了しホッとした。反省はたくさんあるが、社員はもちろん
レスタランのスタッフも、大里に関わっている人たちがそれぞれに力を出し合い、
遠くから来る人たちに嘘のないおもてなしができたことが嬉しかった。

関連記事

ページ上部へ戻る