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大里ブログ
7.282022
のびのび会長の航海日誌2022年8月号
7月00日
視察受け入れ、石川県での講演、大学からの取材、毎週のように行われたコンサート、寄席、年に一度の大きな行事の「危機管理に日」、大里を会場にした社員の結婚式、そのほかにも地域活動の会議や打ち合わせなどを合わせるとひと月の7割以上が私の勤務時間占めていた。それでも仕事のノルマを超過達成できた6月。いつのまにか毎日朝4時から本気で仕事していたことを振り返る。6月以上に詰まった7月のスケジュールをしっかり確認し、心してこなしていこうと思う。
7月00日
縁あって大網白里市国際交流協会の会長になった。75名の会員とともに市内に在住する600人を超える外国人の人たちのこの地での豊かな暮らしの一助になるために。それにしても会議のための会議、そのための打ち合わせと、効率や合理性を進化させてきた民間会社の運営と時間の使い方の違いを感じる。世界の多文化共生社会実現は会の目的のひとつだが、まずは会員同士で多文化共生の理念を受け止め会を運営する必要があるのではないかと思う。焦らない!でも諦めない!を自分に言い聞かせる。
7月00日
昭和初期、九十九里地域一帯の長年にわたる水田の水不足に利根川から用水路を66キロ引いて解決した東金分水場や佐原取水場見学に大里のマイクロバスを使って17名が参加した。当たり前のように水のはった田圃の風景を通りながらその努力がどれほど大きなものだったのかを味わった。現地で説明してくれた鹿児島出身の県職員が千葉県の大網白里市の十枝雄三氏のことを誇らしく語ってくれたことが嬉しかった。一時中断した工事をマッカーサーにまで直談判して予算をつけてもらって続行した経過などは初めて聞く話であり、本当にありがたく誇らしく、もっともっと多くの人に知らせたいと思った。
7月00日
2030年国連の持続可能な地球を作るための目標を大里でも細分化し、そのひとつである「スタッフ全員が農業をやろう!」ではそれぞれが20坪の畑を耕し始めた。3ヶ月経過したミーティングで、「植えたかぶが草の中からなっていて食べたら甘かった」ことや小指ほどのじゃがいもを愛おしそうに手のひらに入れて見せてくれたことなど、それぞれがその意義を実感したと言ってくれたことが嬉しかった。まだまだ入り口だけど、しっかりと進化させていきたい。私も森につながる苗を作り続けたい。