大里ブログ
5.12021
石井副社長の建築日誌 2021年5月1日
5月1日はメーデーです。そこで労働について考えます。
自分がこの日に生まれたことを考えると、『働く』を突き詰める使命があると思ってます。
『自分は労働環境を良くしよう!』なんて主張する気は毛頭ありません。
働く環境は自分で選べるし、自分で作るものだと思っているからです。
そんな事より『働くとは』を考えたいです。
働くとはハタを楽にすること。と聞いた事があります。周りを楽にする→楽しくする→幸せにする。と捉えています。
釈迦の教えに上求菩提(どこまでも自分という人間を向上させていくこと)、下化衆生(その自分をもって人々に尽くしていくこと)があります。
その教えがメーデーに生まれた意味の答えだと思い人生のコンセプトにしています。
残念ですが、そんな目でメーデーを見ると分かるように、『労働環境をよくしろ!』なんて主張は、個が集まって社会をつくっていると捉えていて、個人の主張や個を大事にしすぎて、大きな視点が抜け落ちているように感じています。
個が集まり地球が成り立っているというように考えることは、どうかしていると心の中で思ってます。
地球が生命で、その命を繋いでいくために自分たちがいると考えれば、自分の使命や社会が透けて見えると思います。
偏った考えをすると直ぐに宗教的と言う方もいますが、宗教から学ぶことはあっても、これだけを信じますと言うことは僕にはありません。
松下幸之助が言う素直な心(何事にもとらわれることなく物事の真実を見る心)に従っているだけです。
大里もみんなも、無限の可能性を秘めていて、生きている間はそれをどこまで現実のものとし残していけるか挑戦してほしいです。
結果はどうであれ、、、
挑戦していくことに働くそして生きる意義があると思ってます。
43才になり今の到達点で言える事はここまで。
人生100年。あと57年は働ける。
『働く(生きる)』事の意義をもっと深めていきたいです。
石井 俊晴