大里ブログ

石井副社長の建築日誌 2022年5月1日

おかげ様で
5月1日 誕生日を迎え44歳になりました。

会長から教えていただいたとおり、誕生日はそこまで生きてこれた事を感謝する日だと思い、まず、昨年亡くなった母親の遺影と、位牌の前で、『自分がこうしていられるのは、今ならわかる、産みの苦しみと育てる事の大変さがあるなかで、それでも産み育ててくれたおかげだと感謝を伝え、そのことに報いるために今日も一日やれる限りを尽くしてくる』と手を合わせ、

朝はクリーンステーションでゴミを拾い、毎年、誕生日がゴミ拾いからスタートすることに大きな意味を感じながら、どんな立場になっても足元のゴミくらい拾えるようにいようと心に決め、
そのあと、休日だったので、田植えの手伝いに行った。

私はメーデーに生まれているので、勝手に『働く』を突き詰めることが使命だと思っている。
働く=ハタをラクにする=周りを幸せにする
と捉えている。

今は,建築という仕事を通して、施主とそのしごとに関わる全ての人(間接的に関わることを考えると地球の裏側にいる人も入る)を幸せにする道筋はないかと探しながら進んでいるところだ。

田植えを行いながらあたりまえではあるが、この苗が育ち収穫し食べることができる。
食べるものがあるのが当たり前だと思っているが、その裏で苦労して作っている人がいることを忘れられている。
こんなにも命に直結した仕事が蔑ろにされるのは何でだろうと思う。やはり経済至上主義の弊害だろう。

再現なく経済成長を求めてきた社会構造が、いま崩れ始めているように感じる。
コロナ、ウッドショック、戦争、、、物価がどんどん上がり続けていること
次は食料危機だろうか?

田植えを手伝いながら
田んぼを引き継ぎ、次に繋いでいく役割は大きいなと感じた。
いずれは農業をやりたい。それは働く事の根幹だし命の源をつくるものだと思っているから。

『働く』について、自分の生涯をかけて追求し、自分なりの答えを導きたいと改めて考える1日でした。

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